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資源ゴミ置き場

あまり健全ではない文章を置いていく場所だと思います。

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えろな自PCの100質問(グレーテル編)

 
 今回の回答者は紫をまとう骨『グレーテル』さん(リッチ魔法使い♀)でした。冒険者wikiの記事はこちらから。
 彼女はヴァリアントのomake_overhaulでプレイしています。
 ダウナー系というかコミュニケーションにやや難があるタイプの人かもしれません。
 

 
馴染みの情報屋が黒いローブ姿の痩せた女の元へ近づいてきた、相変わらずへらへら笑っている。

 「やあこんなところに来るなんて久しぶりじゃないか。え、今は依頼中だって?そんなに急ぐなよ、上等のクリムエールも用意しているから向こうで飲もうじゃないか」
 「そういえばお前さんもだいぶ偉くなった見たいだな、こっちまで名声が届いてるよ。どうしたそんな顔して?あー本題にいけってかそりゃすまない。お前さんのことを知りたいって奴がいるからちょっとばかし記事を書いてくれないかって頼まれたんだ、よければ協力してくれないか?手間賃はそこの酒でいいぜ。」
 「よしわかった、ありがとう。ちょっとばかし長いから覚悟してくれよな」

1 まずは名前を聞こう。
 「名前……あなたの名前ですか? あなたの名前、グレーテル」
 (女はどこかぼんやりとした顔で答えた。情報屋は女の返答がどこかおかしい気がしたが、そのまま質問を続けることにした)

2 いい名だな、なんか所以があるのか。
 「所以? 小さい頃から"グレーテル"って呼ばれていたから……本当の名前は忘れちゃいました」(※1)
 
3 それで読者はお前さんをなんて呼べばいいかい?ほら!あだ名とかだよ。
 「あなたのあだ名? 紫をまとう骨とか言ってる人は多いわ、悪趣味なあだ名ですね……」
 (グレーテルはくすくすと笑っている。どこか病んでいるような印象だ)

4 なるほどね、そういえばどこ出身だっけな。
 「わたし、お墓の中から生まれてきました」
 
5 ……ついでに聞いておこう、種族と性別もだ。いや、最近はエーテル病で色々あるからな確認だ。
 「今のあなたはリッチ。でも前はローランとか言われる女の子だったみたいです……」
 
6  次は生年だな、何月に生まれて今何歳だ?
 「3月19日。わたしの体、墓から掘り起こされた時は年齢なんて分からなくなっていたって……」
 
7 こんな項目もあるな、髪と目、肌、あとは服の色、さらに外見的特長を書けって書いてあるな、どうだ?お前さんの自己申告でいいぜ。
 「あなたの髪の毛。暗い紫色。それから青っぽい灰色の目、右目はつくりもの。あなたの肌は白い。服は真っ黒。あとは……」
 (グレーテルはおもむろにローブの袖をまくり、左手の手袋を外した。その下は文字通り「骨」だった…)
 
8 よく見ると服装いいじゃねえか、何かこだわってるのか?
 「真っ赤な歪んだ花と赤紫の八重咲きマーガレットが付いた赤い紐と首の赤い紐。真っ赤な紐はなんだか懐かしくて……」
 (グレーテルは頭の左側に花飾りを着けている。襟元にも細いリボンを着けている)
 
9 そういえばお前さんの利き手はどっちなんだ?
 「あなたの利き手は右、わたしも同じ……」
 
10 後はそうだな・・・・・・身長と体重も聞いてもいいか?
 「…………」
 (グレーテルは一枚の紙切れを取り出し、何かを書くと情報屋に手渡した。ガタガタの字で150センチと書かれている。その横には29と書かれていた。やはりガタガタの字だ)
 
11 OK、わかった。家族構成って聞いたことないな、どんな感じなんだ?
 「今は子猫ちゃんや妖精さんや天使さまや死神さまとかと一緒に……」
 
12 それで今どこに住んでるんだ?
 「あなたはルミエストのすぐ近くに棲んでいます……」
 
13 いいところだな、しかもお前さんの稼ぎだから小城とかに住んでるんだろう?(家の大きさなど)
 「小さなお城、あなた……わたしのおうち」
 
14 お気に入りの家具とかあるかい?
 「王家御用のこたつと……それからマダム殺しのソファですね……」
 
15 あとは冒険者といったら家に人を雇ったり住まわせたりしてるのが相場だが・・・・・・お前さんもそういうのはいるかい?
 「メイドのゴルノックさんと……それから色々な人が住んでいます」
 
16 OK、ありがとう家についてはこれでラストだ。何階建てだ?
 「一階建て……」
 
17 次はお前さん自身についてだ、ずばりお前さんの性格を自分で表すとどんな感じだ?
 「あなたはおっとりだと言われていました。お兄ちゃんたちに」
 
18 次はお前さんの長所だ。
 「あなたの長いところ? 髪なら……ああ、違いました……?」
 (グレーテルは何かを誤魔化すように不気味な顔でくすくすと笑い始めた。確かに髪は長いが…)
 
19 ふむふむ、次は短所も言ってみようか。
 「リッチになってから、頭が悪くなってしまった気がします……」
 
20 そうだな、あとは口癖とかあるかい?
 「口癖……そうですね。あなたがわたしなのかわたしがあなたなのか分からないのです」
 (どうやら「わたし」を「あなた」と言い間違えてしまうと言いたいらしい)
 
21 ああ!これを聞くのを忘れてたぜ。ほら!お前さんの職業だよ。すまねえな、聞かせてもらえるかい?
 「あなたの職業……? あなたは魔女」
 
22 なるほど、で普段はどこを拠点で活動してるんだ?
 「パルミアとルミエストを……」
 
23 じゃあお次はそうだな・・・・・それ以外で普段は何をしてるんだ?(副業など)
 「お花を植えてみたり楽器を弾いてみたり……こんな手でもヴァイオリンって弾けるんですね、ふふ」
 
24 趣味を聞かせてもらってもいいかい?
 「本を読むのとか、それから武器や防具作り……最初は失敗ばかりでしたが、慣れてくると楽しいですよ」(※2)
 
25 次は特技だな、何かあるか?
 「ぼんやりするのは得意ですよ………………?」
 (突然何の反応もしなくなったグレーテルを見た情報屋は彼女の肩を揺すった。どうやらぼんやりしていたらしい)
 
26 後はー・・・愛読書なんかあったら聞いてもいいか?好きな本のジャンルでもいいぜ。
 「レイチェルという人が描いた絵本。さっぱり何が言いたいか全然わからないけれどいい本ですね……。いっぱい集めちゃいます」
 
27 今の職についた理由とか聞いてもいいか?
 「わたしが小さい頃、グランマが魔法書の読み方とか薬の作り方、教えてくれて……」
 
28 じゃあ今の職についてなかったら何をやってたと思う?
 「そんなの、ない。女の子はみんな魔女になるものですから……」
 
29 次は現在の目的、目標を聞かせてもらってもいいか?
 「あなたの目的? わたしの……そんなもの。わたしにはいらないのです」
 
30 何か悩みはあるかい?よければ聞かせてもらいたいな。
 「読書は好きなのに。いくら読んでも全部忘れてしまうの。それから自分の顔も。全部、全部……」
 
31 お前さんの好きな言葉はなんだい?
 「あなたの好きな言葉? 言葉っていくら大好きでもみんな最後にはわたしから離れていっちゃうから嫌い」
 
32 ……じゃあ次に好きなことやものを教えてもらってもいいか?
 「お花やぬいぐるみ。かわいい」
 
33 じゃあ嫌いなものは?
 「鎧の飾りとか。かわいくないものは好きじゃない……」
 
34 そういえばお前さん料理できるのか?できるなら得意料理も教えてくれ。
 「あなたの得意料理? ふかふかパンならいくらでも作れます……」
 
35 なるほどね、それじゃあ好きな食べ物は?
 「苺とか、甘い果物。野原の木を引っこ抜いて集めて、たくさん。ふふ、たくさんの果物……」
 
36 それなら嫌いな食べ物は?
 「腐ったお肉。お腹を壊すことはないけれど気持ち悪い味です……特に自分の肉なんてひどい味ですよ」
 (情報屋は吐き気を催した)
 
37 ……好きな場所とかお気に入りの場所とかあるかい?あるなら少しだけ教えてくれよ。
 「アクリ・テオラの南にある大きな湖。まるでこちらの世界を覗き込んでいる大きな目みたいで、何かを語りかけてくるみたい。ルミエストの湖は偽物。だから何も聞こえてこないから大丈夫……」
 
38 お前さん、異性や同姓でもいいや、好きなタイプとかいるかい?
 「きれいな紫色の子。冷蔵庫で保存して、ゆっくり腐らせたくなるような……」
 
39 ……それじゃあ嫌いなタイプはどんな奴だ?苦手でもいいぞ。
 「うるさい子。それから煙草を吸う子も嫌いです。目や頭が痛くなりますから……」
 
40 恋人やパートナーはいるかい?どんな奴だ?
 「あなたの恋人? お兄ちゃんなら……」
 
41 結婚してるかい?
 「お肉や骨や皮から作った二人目のお兄ちゃんと婚約しています。綺麗な紫色の子なの」
 
42 結婚といえばラファエロっているだろ?あの嫁を買い取る奴だよ。あいつのことどう思う?
 「あの人は……出会うたびに鉄の処女の中に取り込んでいます」
 (グレーテルは再びくすくすと笑った。その横で鉄の処女が黒く錆びた腹の扉を開け閉めしている)
 
43 もう結構質問も進んだな、そろそろ酔いも回ってきただろう?そういえばお前さんは酒は強かったか?
 「お酒は……飲んだら内臓が焼けるみたいでもう嫌です。それで頭もかなり悪くしましたから……」
 
44 なるほどね、しかし流石にここは酒場だな、あちらこちらで気持ちいいことをやり始めやがる。あんたは気持ちいいことについてどう思う?
 「気持ちいいことならいいんじゃないですか……? でも、あなたが喧嘩に巻き込まれるのは勘弁です……」
 
45 それじゃあ話題を変えようか、朝起きて最初に必ずすることとかあるかい?
 「髪の毛を梳かすのは忘れませんよ。これだけ長いともつれちゃいます」
 
46 じゃあ寝る前に必ずすることはあるかい?
 「必ず水浴びはします……それから香油を髪に。わたしもリッチですから」
 
47 なるほどね、後は眠れない時とかお前さんは何か気分転換とかするかい?
 「この子、ぬいぐるみと喋っています……」
 (そう言いながらグレーテルは懐から紫色のクマのぬいぐるみを取り出した)
 
48 じゃあストレスがたまった時にどうやって解消する?
 「ストレス……? そんなものはないのです」
 
49 OK、それじゃあ次はお前さんの旅について聞いてみよう。旅に出るときに絶対に持っていくもの、必需品とかあるかい?
 「さっきの子(ぬいぐるみ)と、それから睡眠薬や麻酔の瓶。酒も濃くしたものが意外と役に立つのです……」
 
50 次はお前さんの得物についてだ、その誇らしげに掲げているものだよ。どういった武器なんだ?エピソードなどもあるなら聞かせてもらいたいな。
 「これは、クミロミサイズ。収穫の神様から賜りました……」
 
51 次は防具についても聞こうか、こちらも何かエピソードとかあるか?
 「この指輪、《天使の声》という名前なんです。かわいいですよね……」
 
52 他にどんなレアな代物を持っているんだ?
 「この楽器。家にも同じのが二つあるんですよ……」
 (グレーテルは艶やかな弦楽器を取り出した)
 
53 仲間などを連れているか?よければ簡単に紹介してくれ。
 「紫のお兄ちゃんと、緑の子。この二人はお肉と骨と血を集めて作った子。それから紫のかわいい妹と、死神さまと鉄の処女ちゃん。それから神さまから賜った妖精さんと天使さまと……」
 (あとの仲間はデビルプチ、野良猫、白狐、ゴールドベルなどがいるらしい)
 
54 お前さんは何か特定の信仰はあるかい? どの神を信じてるんだ?
 「神さまはみんな優しくて大好きです……みんな違う形で手助けをしてくれるから」
 
55 それ以外に、信じているもの(こと)はあるかい? それは何だ?
 「何も……別に何も……」
 
56 あんたも秘密のひとつやふたつもはあるだろ? ここだけの話、聞いてもいいかい?。
 「これ。魔法の詠唱をスムーズにするおまじないです……」
 (グレーテルは穏やかな笑みを浮かべながら右腕の手袋を外した。手の甲に刃物のようなもので模様が彫られている。どうやらいつも使う魔法の呪文らしい)
 
57 ついでに苦手なものとかあるか?
 「痛いのとか……それから。頑丈なロープね」
 
58 あんたはどのギルドに所属してるんだ?
 「魔術士ギルドに。あなたは魔法使いですから」
 
59 あんたは集団戦とか得意かい?もし集団戦するならどこらへんが得意だ?
 「氷の魔法や炎の魔法なら得意です……」
 
60 あんたの周囲の人はどんなやつだ?(よその冒険者でもペットでも)
 「みんなかわいい。ふふ」
 
61 その中で「好き」または「相性がいい」と思うやつはいるか? 良ければ聞きたいな。
 「白いねずみちゃんとか。ヴァイオリンケースを背負った子。とてもかわいいと思います」
 
62 また、「嫌い」または「相性が悪い」と思うやつはいるか? 問題なければ聞きたいな。
 「嫌いなら、もうその人はそこにはいない。血や肉も不味いですから……」
 
63 ついでに、「こいつは変だ!」と思うやつはいるか? どんなやつで、どこが変ですか?
 「変といったら……最近できた血の繋がらない妹が『妹』なのに男の子だったのです……私にそっくりな子なのですが……」
 
64 他人から、自分はどんなやつだと思われていると思うんだ?
 「やっぱり、紫の人じゃないですか……?」
 
65 ライバルはいるか? そいつのことをどう思うんだ?
 「わたし、無駄な争いごとは嫌い……だからライバルなんて必要ないものです」
 
66 一番大切なこと(もの)は何だ?
 「生きものごっこ。生きものが生きもののために作ったルールがあるなら生きものじゃなくても守る必要があると思いますよ……?」
 
67 エーテル病についてどう思う?
 「エーテルは……あまり当たると気が変になりそうです。ついでに、身体も変になりますからね」
 
68 変異についてどう思う?特に人肉嗜好についてだな。
 「人の血やお肉は人の形を保つために必要なのですよ。わたしみたいな人もどきには……」
 
69 必殺技や切り札があるかい?よければ聞かせてほしいな。
 「たべる。相手の記憶をたべる。でも、無理に食べたら相手の嫌な記憶が流れてきて頭を悪くしてしまうので切り札なのです」
 
70 欲しいものはあるか? それは何だ?
 「そうね。ノートや紙がほしい。忘れんぼうにはいくらあっても足りないから……」
 
71 他人と比べても、これだけは負けない、というものは何だ?
 「腕の細さ……?」
 (グレーテルは再び左手の手袋を外した。文字通り「骨」だから確かに細いが…)
 
72 これだけは許せない、ということは何だ?
 「人の形が崩れること。エーテルの風は嫌。人もどきが人の形を頑張るのは大変なのですよ……」
 
73 今まで行った場所の中で、一番遠いところはどこだ?
 「地獄。でも、ここからは遠いようですぐそこにあるところ」
 
74 今まで行った場所の中で、一番良かったと思う場所はどこだ?
 「この世界。この世界も、地獄と何ら変わりない場所だと思いますが……」
 
75 今まで生きてきた中で、一番の自慢話をしてもらってもいいか?
 「生きものをやめた後、初めてもちを食べるのに成功したこと。リッチになっても窒息するんですね……」
 
76 今まで冒険してきた中で、一番印象に残っている出来事を聞いてもいいか?
 「この世界にはたくさんの神さまがいるのを知ったこと。みんな、違う形で見守ってくれているのです……」
 
77 今まで生きてきた中で、謎として残っている出来事を聞いてもいいか?
 「生きものをやめた後のことだけど。今の家、背が高い女の人が門の前に衣服とか香油とかを置いていくみたいなのです……ゴルノックさんはその女の人について『正体を明かしてほしくない』と言っていたって」
 
78 今までの人生で、最大のピンチは何だった?
 「生きているのか生きていないのかも連絡しないで何処かにフラフラ行ってしまう吟遊詩人に見初められてしまったこと。あの頃はわたしも女の子だったから……」
 
79 どうやって切り抜けた?
 「切り抜けられませんでした……大好きだったもの」
 
80 今まで言われた中で、衝撃的な一言を聞いてもいいか?
 「そんなもの。覚えていられるわけがないじゃないですか……」
 
81 今まで生きてきた中で破壊した、一番大きなものは何だ?
 「トゥルーデ……たくさん思い出があったはずなのに誰だったのかも何もかも全部思い出せない。何も」(※3)
 
82 それは破壊してもいいものだったのか?
 (グレーテルは黙って首を横に振った。)
 
83 過去の犯罪行為をあったらひとつ言ってくれ。
 「禁忌を二回ほど……でも、こんなこと、倫理と言われるものは生きた人によって決められたことじゃないですか?」(※4)
  
84 「人生を決めた」と思う選択をひとつ教えてくれ。
 「ルミエストに初めて行った時。わたし、ここに住むんだろうなって思いました……」
  
85 もう絶対にここには行かないって場所はあるか? よければ理由も教えてくれ。
 「メイルーン。あそこはとても冷たい。ノイエルもメイルーンの冷たさを思い出すからあまり好きじゃないのです……」
 
86 思い出したくもないような体験をひとつ教えてくれ。
 「……ここ(ノースティリス)での生活が全部嘘で自分の身体も心もつくりもので、全部壊れてしまったこと。二回も。今の『あなた』もつくりものでいつか壊れてしまうかもしれないから。だから、忘れてもいいようにしなくちゃ」(※5)
 
87 今まで戦った中で、一番手強かったもの(人)を教えてくれ。
 「あなたにとって手ごわい人間? あなた……じゃない。わたし」
 
88 死にかけたことはあるか? よければ原因を聞いてもいいか。
 「もう生きていないから死ぬこともできない。そんな存在が死にかけることなんてないのです」
 
89 神にあったことあるか?
 「神さまならわたしの家に、住んでいますよ……? それから、ルミエスト墓所でも。え、どうやって呼んだか……?」
 (グレーテルは鞄から使用回数が切れた杖を取り出した。猫のような目の宝石が付いた杖だ)
 
90 自分はどんな死に方をすると思いますか? または、どんな死に方をしたいか?
 「魔法が使えなくなった時、あなたは動けなくなってしまう。そのまま。それっきり……」
 
91  幸せを感じるのはどんな時だ?
 「しあわせ? かわいいものがいっぱいある時に感じるものですか……?」
 
92 ひとつだけ願いが叶うとしたら、何を望む?
 「そうね、まともな生きものとして死んでみたい。……冗談ですよ? そんなのあなたには無理です……」
 
93 憧れる、または尊敬する人はいるか? どんな人だ?
 「人は誰も尊敬していませんよ……」
 
94 子どもの頃、将来なりたいものは何だったんだ?
 「絵本に出てくる魔女になりたかった」
 
95 それは叶ったか?
 「そうね。ふふ」
 
96 今の自分は好きか?
 「好きだけど嫌い。嫌いだけど好き」
 
97 守りたいものはあるか? 内容を言う/言わないは任意でどうぞ。
 「あります。でも、あなたはまだ少し信頼できないから教えないの、ごめんね……?」
 (グレーテルはにっこりと笑いながら答えた。情報屋は少しショックを受けた…)
 
98 あんたにとって「冒険」とは何だ?
 「冒険。余生のひまつぶしじゃないですか……?」
 
99 あんたの周囲の人、自分の作者などに向けて、言いたいことをどうぞ。
 「わたしの家の前に香油や衣服を置いてくれる人、誰……?」
 
100 お疲れさまでした。最後に一言どうぞ。
 「ありがとう……」
 
 「ありがとな、これでいい記事が書けそうだ。こいつは俺の奢りだ」
 そういって情報屋は店で一番高級なクリムエールを女の前に置くと、立ち去っていった。
 女はクリムエールを暫く眺めていたが、それをおもむろに他のクリムエールと混ぜ始めた…。
 

(※1)グレーテルの本名はマルガレーテという設定があります。
(※2)装備作り=omake_overhaulの鍛治スキル
(※3)トゥルーデ=ゲルトルートの愛称。グレーテルは背徳の髑髏『ゲルトルート』の母親設定。
(※4)omake系列のヴァリアントで実装されている人体練成。
(※5)グレーテルのセーブデータは2回ほど事故で損壊。バックアップは忘れないように。
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