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資源ゴミ置き場

あまり健全ではない文章を置いていく場所だと思います。

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えろな自PCの100質問(アリソン編)

 今回の回答者は暗がりに住む詩人『アリソン』(カオスシェイプピアニスト♀)です。冒険者wikiに記事はまだありません。
 彼女はデータ上で頭が生えていないのもあって顔がありません。あと、滑舌と頭はあまり良くありません。
 ピアニストだということもあって指が多めに作ってある。


 
 
 馴染みの情報屋が頭に暗いベールを被った女の元に近づいてきた、相変わらずへらへら笑っている。
 「やあこんなところに来るなんて久しぶりじゃないか。え、今は依頼中だって?そんなに急ぐなよ、上等のクリムエールも用意しているから向こうで飲もうじゃないか」
 「そういえばお前さんもだいぶ偉くなったみたいだな、こっちまで名声が届いてるよ。どうした?あー本題にいけってかそりゃすまない。お前さんのことを知りたいって奴がいるからちょっとばかし記事を書いてくれないかって頼まれたんだ、よければ協力してくれないか?手間賃はそこの酒でいいぜ。」
 「よしわかった、ありがとう。ちょっとばかし長いから覚悟してくれよな」
 
1 まずは名前を聞こう。
「えー、『アリソン』と言います。あと、『暗げえ(暗がり)に住む詩人』というあだ名があるみたいです」
 
2 いい名だな、なんか所以があるのか。
「何も意味はないんです。外国でいう太朗くんみたいなものなんですから。あだ名は家がいつも暗いからじゃないですかねえ」
 
3 ところで。読者はお前さんをなんて呼べばいいかい?ほら!あだ名とかだよ。
「私は、別にアリソンじゃなくてもいいんです。アリスでも、アリーでも……アリシアでも、構わないんです。あなたの好きにしてください」
 
 
4 困ったな、アリソンでいいか?そういえばお前さんはどこ出身だっけな。
「えー、忘れてしまいました。意識が生まれた時はどこかの森にいましたねえ。それから形が変わった人だけの村でしばらく暮らしていました。でもその村は子どもが産めない人しかいなくて滅んじゃったんですよー。私が追い出されてから暫くのことです」
 
5 ついでに聞いておこう、種族と性別もだ。いや、最近はエーテル病で色々あるからな確認だ。
「カオスシェイプと言われる種族ですよお。人間の女性のような姿ですから多分、女性でしょう」
 
 
6  次は生年だな、何月に生まれて今何歳だ?
「そんなこと知りませんよー。エーテルの風が吹いていたから、3月かもしれない、雨が降っていたから6月かもしれない。年齢は多分43才くらいじゃないですかあ。いや、44才かも」
 
 
7  こんな項目もあるな、髪と目、肌、あとは服の色、さらに外見的特長を書けって書いてあるな、どうだ?お前さんの自己申告でいいぜ。
「上半身は指が生えたヨタカの翼以外が人間の姿で下半身は鳥の足に二股の尾羽が生えていますねえ。髪は赤紫混じりの暗い茶色。あ。顔はないんですよお、前髪をいくら捲っても無駄です。見ちゃいけませんよー」
 
8 よく見ると服装いいじゃねえか、何かこだわってるのか?
「ベールとかコルセットって人間の女性らしくていいですねえ。茶色や黒はヨタカみたいなのでプリムラみたいな青の服を着たりしています」
 
9 そういえばお前さんの利き手はどっちなんだ?
「あ。右です。多分」
 
10 後はそうだな・・・・・・身長と体重も聞いてもいいか?
「身長は160cmくらいです。あとはミルクを飲んでフラフラなのでちょっとわかんないです(※1)」
 
11 …………OK、わかった。家族構成って聞いたことないな、どんな感じなんだ?
「えー。物心ついたときから父も母もいませんでしたよー」
 
12 それで今どこに住んでるんだ?
「パルミアの北に住んでいますねえ」
 
13 いいところだな、しかもお前さんの稼ぎだから小城とかに住んでるんだろう?(家の大きさなど)
「そんなー。おんぼろアパート程度の大きさですよお」
 
14 お気に入りの家具とかあるかい?
「ピアノがお気に入りですねー」
 
15 あとは冒険者といったら家に人を雇ったり住まわせたりしてるのが相場だが・・・・・・お前さんもそういうのはいるかい?
「緑色の女の子の幽霊が、いっぱいいるんですよお。鏡を見たらいっぱい、それも(※2)」
 
16 OK、ありがとう家についてはこれでラストだ。何階建てだ?
「1階建てですねえ」
 
17 次はお前さん自身についてだ、ずばりお前さんの性格を自分で表すとどんな感じだ?
「ヒクツとよく言われますが、ヒクツって何でしょうか。褒めているんでしょうかねー」
 
18 …………次はお前さんの長所だ。
「こんな時は『わたしに長所なんてありません』と言うのが昔いた村のオキテだったんですよお。でも、長所ってどういう意味なんですかねー」
 
19 ……なんて村だ。次は短所も言ってみようか。
「えー。短所ってどういう意味なんでしょう。頭が足りないのでちょっとわかんないです」
 
20 …………すまなかった、あとは口癖とかあるかい?
「んー。特にないですよー」
(情報屋は『間延びした口調』とメモに記した)
 
21 ああ!これを聞くのを忘れてたぜ。ほら!お前さんの職業だよ。すまねえな、聞かせてもらえるかい?
「ギルドにはピアニストとして登録されていますねー。頭が足りなくても指はたくさんあるのでピアノは弾けるんです」
 
22 なるほど、で普段はどこを拠点で活動してるんだ?
「だいたいはパルミアからヴェルニースの辺りにいますねー」
 
23  じゃあお次はそうだな・・・・・それ以外で普段は何をしてるんだ?(副業など)
「ピアニスト以外は歌うたいとモンスター駆除もしていますねえ。あとは卵取りもしているんですよー」
 
24 趣味を聞かせてもらってもいいかい?
「卵を食べることですかねー。オムライスを作るのは難しいです」
 
25 次は特技だな、何かあるか?
「卵を丸呑みするのは得意ですよー。ミルクを飲んで大きくなったり小さくなったりするのも得意です」
 

26 後はー・・・愛読書なんかあったら聞いてもいいか?好きな本のジャンルでもいいぜ。
「『見るな』と『目が回る』ですねー」
 
27 今の職についた理由とか聞いてもいいか?
「あー。それが、わからないんですよー。人間の女性のような姿になったときから歌うたいでした。この姿になる前にヒトの脳を食べたせいでしょうかねえ」
 
28 ははは、冗談がきついな。じゃあ今の職についてなかったら何をやってたと思う?
「卵とミルクを集める仕事をしていたんじゃないでしょうかねえ」
 
29 次は現在の目的、目標を聞かせてもらってもいいか?
「せめて、人間らしくありたいと思うんです」
 
30 何か悩みはあるかい?よければ聞かせてもらいたいな。
「ほら、私って顔がないじゃないですか。だから、『ヒョウジョウ』と言えばいいんですかね、あれが、作れないんです。うれしくてもかなしくても伝えられない。あと、前に会った女の人には『自分の顔が描けないなんて自我がないのと同じ、顔が人そのものだから』と言われたんです。この言葉を聞くと、かなしいのは何で?」
 
31 …………質問の続きだ、お前さんの好きな言葉はなんだい?
「暗げえ、暗げい……暗がりっていい言葉ですよねえ。何度言っても間違えるんですが。そういえば、海にはクラゲっていうガラス細工みたいな生き物がたくさんいるらしいですねー。一度触ってみたいです」
 
32 (その感性がわからないな……)じゃあ次に好きなことやものを教えてもらってもいいか?
「形のないもの、崩れたもの、ゼラチンのかたまり。卵のなかみ。ミルク」
 
33 じゃあ嫌いなものは?
「顔。この世界に顔なんてものがなくなってしまえばいいのにと思っています」
 
34 あー……そうだな。そういえばお前さん料理できるのか?できるなら得意料理も教えてくれ。
「目玉焼きは得意ですよー。オムライスは難しいです」
 
35 なるほどね、それじゃあ好きな食べ物は?
「卵が好きです。卵のなかみですよー。あと、パルミアやルミエスト産の花を使った口紅とか化粧品はおいしいです」
 
36 は……?それなら嫌いな食べ物は?
「チーズはあまり好きじゃないですねえ。それからダルフィ産の化粧品はあんまりおいしくないです。砂みたいなんです」
 
37 …………は、はあ。次は、好きな場所とかお気に入りの場所とかあるかい?あるなら少しだけ教えてくれよ。
「ポート・カプールが好きなんですよー。前にクラゲの群れを見たんです。触ってみたいですねえ。でも泳げないんです」
 
38 お前さん、異性や同姓でもいいや、好きなタイプとかいるかい?
「うーん。まずは私と同じように顔がなくて、体が幽霊のように透明で形がなくて、月のように透けた帽子と髪の毛に花みたいにきれいな赤やピンクのメッシュが入った人が好きです」
(情報屋はどんな人だよ…と頭を抱えた)
 
39 それじゃあ嫌いなタイプはどんな奴だ?苦手でもいいぞ。
「顔があって、形があって、骨がある人」
(情報屋は考えるのをやめた)
 
40 恋人やパートナーはいるかい?どんな奴だ?
「髪の毛が緑色の女の子の幽霊たちはパートナーですよー。卵も持ってきてくれるんです」
 
41 結婚してるかい?
「幽霊と結婚できるんでしょうか?できるならしたいですねえ」
 
42 結婚といえばラファエロっているだろ?あの嫁を買い取る奴だよ。あいつのことどう思う?
「そんな人いたんですねー、知りませんでした」
 
43 もう結構質問も進んだな、そろそろ酔いも回ってきただろう?そういえばお前さんは酒は強かったか?……大丈夫か?
「……3分ほど寝ていました。お酒を飲むと眠くなるんですよお。ミルクのように頭が溶けていく、ふらふらぐらぐら」
(アリソンは目を覚ました)
 
44 なるほどね、しかし流石にここは酒場だな、あちらこちらで気持ちいいことをやり始めやがる。あんたは気持ちいいことについてどう思う?
「気持ちいいことはいいことだと思いますよお、みんな頭をいじってずっと気持ちよくなればいいです。そんなお薬ってあるんでしょうか……?」
 
45 …………それじゃあ話題を変えようか、朝起きて最初に必ずすることとかあるかい?
「起きる時はいつも足の爪を毛布に引っかけるんです。え、朝ってむしろ寝ている時間じゃないんですかぁ……?午前中はいつも無理です」
 
46 じゃあ寝る前に必ずすることはあるかい?
「いつもミルクを飲んでいます」
 
47 なるほどね、後は眠れない時とかお前さんは何か気分転換とかするかい?
「ミルクに、睡眠薬を混ぜて飲むんです。それから時計を並べて数えていると、窓から夜が部屋に押し寄せてくるんです」
 
48 じゃあストレスがたまった時にどうやって解消する?
「卵を集めるんです。それから数えるんですよー」
 
49 OK、それじゃあ次はお前さんの旅について聞いてみよう。旅に出るときに絶対に持っていくもの、必需品とかあるかい?
「卵はいつも持っています。ミルクも」
 
50 次はお前さんの得物についてだ、その誇らしげに掲げているものだよ。どういった武器なんだ?エピソードなどもあるなら聞かせてもらいたいな。
「このギャルのパンティーですかねえ。『酔っ払った死』という名前らしいです。これがアンデッドによく効くんです」
 
51 次は防具についても聞こうか、こちらも何かエピソードとかあるか?
「この指輪は適当に選んで着けているんですよー。特にエピソードは知らないですねえ」
 
52 他にどんなレアな代物を持っているんだ?
「あ。人を酔っぱらいにするピアノが家にあります。でも、弾いてみたら周りの人が吐いてしまいました」
 
53 仲間などを連れているか?よければ簡単に紹介してくれ。
「この人は少女のクタールスさんとエイリアンのアリアさんです。アリアさんは最近まで私に寄生してました。あとは緑色の髪の毛の幽霊がたくさんいますね。みんなおりこうさんです。それから防衛者のケフフォンさんと黒猫のヌルイン。おりこうさんです」
 
54 お前さんは何か特定の信仰はあるかい? どの神を信じてるんだ?
「ちょっと前は少しジュア信者でした」
 
55 それ以外に、信じているもの(こと)はあるかい? それは何だ?
「特にないですねえ。信じることは、いつか崩れていくんです」
 
56 あんたも秘密のひとつやふたつもはあるだろ? ここだけの話、聞いてもいいかい?。
「……実は、ルミエストに行くと出るんです…………運河に雪みたいなクラゲがたくさん。私のことなら、こんな頭でもちゃんと目と口はついているんですよお。でも見ちゃいけません」
 
57 なるほどな…………ついでに苦手なものとかあるか?
「泳ぐのは苦手なんです。だからクラゲに触れないんですねー」
 
58 あんたはどのギルドに所属してるんだ?
「魔術士ギルドですよお。頭が足りないのに頭を使うギルドに入っちゃうなんて面白いと思いますよねえ」
 
59 あんたは集団戦とか得意かい?もし集団戦するならどこらへんが得意だ?
「私、あんまり戦うのは得意じゃないんですよお。集団とか無理です」
 
60 あんたの周囲の人はどんなやつだ?(よその冒険者でもペットでも)
「背が高くてやたら怖い目つきの女の人とか、ふわふわした紫紺のお姉さんとかがいますねえ」
 
61 その中で「好き」または「相性がいい」と思うやつはいるか? 良ければ聞きたいな。
「紫紺のお姉さんとは話が合いますねー。顔がないと言っても別に私を怖がったりしませんでしたし」
 
62 また、「嫌い」または「相性が悪い」と思うやつはいるか? 問題なければ聞きたいな。
「背が高くて目つきの悪い女の人、緑の帽子を被った消炭色の人なんです。いつもイライラしていて怖いですよー。私が一方的に嫌われちゃったんですが」
 
63 ついでに、「こいつは変だ!」と思うやつはいるか? どんなやつで、どこが変ですか?
「灰色の女の人はどうしていつもイライラしているんでしょうかねー。背中から骨の翼が生えているのにカルシウム足りないんでしょうか」
 
64 他人から、自分はどんなやつだと思われていると思うんだ?
「…………顔なし。自我なし。がらんどう。でも、それだったら私は何だっていうんですか?そんなの、わかんないですよねえ……」
 
65 ライバルはいるか? そいつのことをどう思うんだ?
「私を、他人のことをライバルと言えるほど価値がある存在だと思います?そう思わないでしょう、ねえ」
 
66 そうか、すまない。一番大切なこと(もの)は何だ?
「感情。だけど、伝えられない感情はないものと思われるんですよお。それでも感情は増え続けるんです。数字じゃ測れない感情が」
 
67 エーテル病についてどう思う?
「私も、エーテルで羽が生えたり足に走るための爪が生えたりしていますからねえ。おかげで少しは生物らしい姿になったんです。あれって本当に『病気』なんでしょうか?」
 
68 変異についてどう思う?特に人肉嗜好についてだな。
「まー、食べることも供養の一つですからねえ」
 
69 必殺技や切り札があるかい?よければ聞かせてほしいな。
「そんなの持ってませんよお。あったら便利なんですけどねえ」
 
70 欲しいものはあるか? それは何だ?
「クラゲに触れて、触れたい。でも触れない」
 
71 他人と比べても、これだけは負けない、というものは何だ?
「そんなの、私にありませんねー」
 
72  これだけは許せない、ということは何だ?
「んー、『何を考えているかわからない』と言われるのはかなしいですねえ」
 
73  今まで行った場所の中で、一番遠いところはどこだ?
「妹の館という場所は遠かったですねえ。あそこは幽霊がいっぱいなんです。それはもう家を埋め尽くすほどに」
 
74 今まで行った場所の中で、一番良かったと思う場所はどこだ?
「ポート・カプールでしょうかねえ。クラゲに魅入られて海をずっと見ていたら『命を粗末にするな』とおじいさんに怒られちゃったんですが。クラゲを見ていただけなのに」
 
75 今まで生きてきた中で、一番の自慢話をしてもらってもいいか?
「ピアノを弾いて歌を歌ったらおひねりをもらったこと」
 
76 今まで冒険してきた中で、一番印象に残っている出来事を聞いてもいいか?
「妹の館でたくさんの幽霊に囲まれたことでしょうか。でも、ピアノは聴いてくれました。幽霊でも歌で意思疎通はできるんですねえ」
 
77  今まで生きてきた中で、謎として残っている出来事を聞いてもいいか?
「私が、こんな不完全な身体に生まれた理由ですかねえ」
 
78 今までの人生で、最大のピンチは何だった?
「前に住んでいた村で、オキテを破って追い出されたことです。仲間の前では自分の見た目を貶さないといけないというオキテでした」
 
79 どうやって切り抜けた?
「村に戻るのは無理でした。とにかく森を歩いて、歩いて、歩いて、歩き続けたんです。その途中でヨタカの死骸や卵を食べたりしましたねえ。あとはトカゲとかカエルとか」
 
80 今まで言われた中で、衝撃的な一言を聞いてもいいか?
「『自分の意思表示ができないなんて自我がないのと同じ。だから殺されてもいい』『お前は人の形をしていない。心がないんだ』」
 
81 今まで生きてきた中で破壊した、一番大きなものは何だ?
「私が生まれたことそのものが、何かを壊してしまったと思うんです。そうですね。私は、最初から壊れていました」
 
82 それは破壊してもいいものだったのか?
「そうですねえ。最初から壊れていたら、それは壊れていないのと同じじゃないでしょうか。え、違うんですか?」
 
83 過去の犯罪行為をあったらひとつ言ってくれ。
「毎月、納税ってあるじゃないですかあ。あれをいつも忘れそうになるんです。うっかりと」
 
84 「人生を決めた」と思う選択をひとつ教えてくれ。
「この意識を初めて持った時、怪物だとしても死なずに生きると決めたことでしょうか」
 
85 もう絶対にここには行かないって場所はあるか? よければ理由も教えてくれ。
「灼熱の塔は行きたくないですねえ。あまりの暑さに心も身体もクシャンとなってしまいましたぁ……」
 
86 思い出したくもないような体験をひとつ教えてくれ。
「酔っぱらいに『顔を見せろ』と無理やりベールを捲られて前髪を掴まれたことがあるんですよお。その人がどうなったか……?それは永遠に秘密です」
 
87 今まで戦った中で、一番手強かったもの(人)を教えてくれ。
「もちっていう食べ物あるじゃないですか。あれは手ごわかったですよー。卵みたいに飲み込めると思ったらそうじゃないんです」
 
88 死にかけたことはあるか? よければ原因を聞いてもいいか。
「鏡もちは手ごわかったですよお、普通のもちよりも。それはもう。死にそうになるくらい」
 

89 神にあったことあるか?
「うーん、それはないですねえ」
 
90 自分はどんな死に方をすると思いますか? または、どんな死に方をしたいか?
「うーん、そうですねえ。私の抜け殻を剥製にして遺してくれる人がいたらいいと思っているんです」
 
91  幸せを感じるのはどんな時だ?
「眠っているとですねえ、時々夢を見るんです。ぐちゃぐちゃの姿に生まれた私をそれでも我が子として愛してくれた人の夢を…………夢の中でその人が言うんですよお。『例え人の形をしていなくても、すぐ死んでしまう命だったとしてもこの子は確かに生きている、私の娘だ』って…………」
 
92 そうか…………ひとつだけ願いが叶うとしたら、何を望む?
「そうですねー。この土地を捨てて、月に帰るのもいいですねえ。それか、レシマス近くにある湖のクラゲになりたい。あそこ、3月頃にクラゲが大量発生するんですよ。夜空からふわふわ降ってきた月の欠片みたいに」
 
93 憧れる、または尊敬する人はいるか? どんな人だ?
「『普通の女の子』っていう生物を見ていると憧れちゃいますねえ。もし私が顔がある普通の女の子だったらどんな風になっていたかなと思っちゃいます」
 
94 子どもの頃、将来なりたいものは何だったんだ?
「ただ、鏡を見て笑えるようになりたかった」
 
95 それは叶ったか?
「それが、今も鏡を見て笑えないんですねー。顔がないから」
 
96 今の自分は好きか?
「昔と比べて、少しだけ好きになれた気がします」
 
97  守りたいものはあるか? 内容を言う/言わないは任意でどうぞ。
「さっき話した夢の記憶です。嘘かもしれないけれど本当だったらうれしいですねえー」
 
98 あんたにとって「冒険」とは何だ?
「ただただ、生きることですねえ……」
 
99 あんたの周囲の人、自分の作者などに向けて、言いたいことをどうぞ……って寝ているじゃないか。
「………………」
 
100 お疲れさまでした。最後に一言どうぞ。
「…………また、遊んでくださいねー……」
 
 
 
 「ありがとな、これでいい記事が書けそうだ。こいつは俺の奢りだ」
 そういって情報屋は店で一番高級なクリムエールを居眠りする女の前に置くと、立ち去っていった。
 その後、通りすがりの酔っぱらいが彼女のクリムエールを飲み干してしまった。
 
「………………」
 


 ※1 アリソンの身長と体重は変動が多い。
 ※2 緑の幽霊=だいたい妹

 
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